９月１８日
今日は寄港日翌日なので、あまり大きな企画もなく、
「シネマ&ダンスDAY」となっています。
朝のヨガもないので、ゆっくり７時に起床。
いつもよりゆったりとした１日のスタートです。
普通に食事を摂り、８時から１０時まで楽器の自主練習。
ウクレレで「ビヨンド ザ リーフ」という曲をやっているのですが、
これがめんどくさくて、何度も（いや何十度も）繰り返し練習します。
船の上は余計な誘惑がないので、かなり集中して練習できています。
１０時からの「サルサ広場」にちょっとだけ顔を出して踊り、
１０時半から１３時までは映画鑑賞「美女と野獣」。
うん、ふつうに面白かったよ。
途中でいきなり画面が真っ黒になって、係りのボランティアさんが四苦八苦してましたが、それも１０分ほどで復旧し、ああ良かった。
午後は「フラメンコダンス」が１時間。
練習後、みんなでお茶会をするというのでついて行って、奥様の談話を拝聴。
発表会で着るものをどうするとか、耳かざりはどんなのがいいとか、
およそ男性には関係ない？話で盛り上がり、当然口を挟む余地もなし。
ここは大人しく微笑みを浮かべていよう。
次に「船内運動会」の説明会が１時間。
運動会は生れ月ごとに４つのチームに分かれ、
それぞれの団長立候補と投票がありました。
各団とも３人ずつ立候補があり、団ごとに投票もあり、なんだか中高生の運動会幹部決めみたいです。（昔を思い出しました。）
立候補者の中に、聴覚障害の女の子がいました。
「話し方がゆっくりだなあ。」くらいの感覚で聞いていたら、「耳が聞こえません。」という発言にびっくり。聞けば人の口を見て（読唇術で）話を理解し、喋っているとか。
数百人の前でしっかり話をする姿は、涙が出てきました。
みんなの前で普通に過ごすのも大変だろうに、
ピースボートに乗り込み、知らない人と３ヶ月も一緒に生活し、そして運動会の団長にも立候補するなんて、すごすぎます。
残念ながら投票では１位を取れませんでしたが、この娘が大好きになりました。
おいちゃん、完全にやられた。
この船に乗って、とっても前向きで素晴らしい若者に多く出会えたことがすごく嬉しく、頼もしく思います。一見すると不良のあんちゃんに見える子もいることはいるけど、話をするとみんな礼儀正しくて、とっても良い子ちゃんです。
運動会には「参加者人数による得点」という種目もあるので、自分の色の人に多く声をかけて、そこだけはトップを取りたいものです。がんばろう。
夕方からは再び「フラメンコ」の練習が１時間。
手と足の動きがミックスされると、かなりギクシャクです。
これも繰り返しやるしかないみたい。
夕食後は、１時間のウクレレ練習。
なんだか、いつもの1日よりも疲れた感じがするなあ。
